「ゾンビ投信」って何だ!?投資信託の仕組みから解説

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なんともおどろおどろしいネーミングの「ゾンビ投信」をご存じでしょうか。楽天証券やSBI証券で信託報酬にこだわって選べばまず遭遇するのことない、手数料が高く運用効率の悪い古くからの生き残り投資信託(ファンド)が「ゾンビ投信」です。

投資効率の悪い「ゾンビ投信」など絶対買ってはいけないファンドですが、ファンドの仕組みを踏まえて、どういうものなのか見ていきましょう。

投資信託(ファンド)とは

2020年11月の楽天証券「積立ランキング(設定金額)」では、第1位の投資信託(ファンド)は「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」です。

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「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」では投資家が投資信託(ファンド)に資金を託して、ファンドが集めたお金をプロが米国株式に投資・運用してくれます。「S&P500」という米国の大型株500銘柄の平均値(インデックス)に連動するように運用してくれて、運用益は分配金という形で投資家に還元されます。ただし実際には投資家には還元されず、そのまま再投資されることになります。

配当金を再投資に回して効率よく運用することを複利運用といい、この複利の効果を活かした「インデックス投資」が長期投資における最適解だと言われています。

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低コストファンドがトレンド~ゾンビ投信とここが違う~

「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」などの「eMAXIS Slimシリーズ」は信用報酬などのコストが低いことでとても人気があります。「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」は信用報酬などを含む年間コストは0.0968%と非常に低く設定されています。

同じ「eMAXIS Slimシリーズ」に「eMAXIS Slim国内株式(日経平均)」という日経平均株価(日経255)というインデックスに連動するファンドがありますが、年間コストは年率0.154%と比較的低水準に設定されています。また購入時手数料もありません。

昔からある高コストのゾンビ投信は年間コストが非常に高い!

同じ日経平均株価に連動するファンドに、野村アセットマネジメントの「野村インデックスファンド・日経225」という1959年設定の古参ファンドがあります。販売時手数料は1.1%、年間コストは年率0.44%と「eMAXIS Slim国内株式(日経平均)」の約3倍です。
3倍ならまだマシで、日経平均に連動するインデックスファンドで年間コスト1.5%と「eMAXIS Slim国内株式(日経平均)」の10倍になるものも存在します。

金融庁も「ゾンビ投信」を注視、業界も問題視

国としては「iDeco」などを活用して国民自らが老後の資産形成をすることを期待していますが、「ゾンビ投信」は長期的な資産運用に悪い影響を与えます。

金融庁も「古くに設定された小規模投信は運用効率が悪く信託報酬も高め」と分析した報告書を公表していて、ゾンビ投資の乱立を注視しています。

つみたてNISAの対象ファンドは金融庁の厳しい条件をクリアしたものなので安心です
iDecoでもコストに注目して商品選びしましょう

楽天証券やSBI証券などでは自分でファンドを探すことになりますので、「低コスト」「高配当」「トータルリターンが良い」といった辺りを踏まえてファンド探しをすると思います。

一方、銀行や証券会社の窓口でファンドを探す場合はどうなるでしょう。やはり銀行や証券会社にとって利益率の高いファンド、つまりは高コストなファンドを販売員や担当者から勧められがちです。

販売員はノルマを持っているでしょうし、ネット証券よりも実店舗の方が多くの人員が動いていて、それだけ経費もかかっていますので、致し方無い側面もあります。

実際に僕が地方銀行の営業担当者からジュニアNISAで勧められたファンドは「ストック インデックス ファンド225」というファンドでしたが、そちらの交付目論見書には下記のような説明があります。

購入時手数料:販売会社が別に定める率〈上限〉2.2%(税抜2.0%)
購入時の商品説明または商品情報の提供、投資情報の提供、取引執行等の対価です。

引用:ストック インデックス ファンド225交付目論見書
https://www.daiwa-am.co.jp/funds/doc_open/fund_doc_open.php?code=0805&type=1&preview=on

つまり購入時手数料とは色々な説明を有料で提供しますということです。「今は日経平均株価が〇〇円で、上向きつつあるので買い時ですよ」といった情報が、要不要に関わらず販売員から有料で提供されてしまうんですね。
ファンドを100万円分購入すると情報料は2万円です。高いですか?安いですか?

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最後に

まとめ

・ゾンビ投信とは高コストで非効率な投資信託である
・投資対象は配当金やリターンの良さだけに目を奪われず、コストも

節約して支出を抑えて捻出した投資資金ですから、出来るだけ効率よく無駄なコストは抑えて運用したいもの。

ゾンビ投信のような運用効率の悪いファンドが存在する」ことを知っているか知らないかだけでも、非効率なファンドに投資してしまうリスクはかなり変わります。

投資はあくまでも自己責任の世界なので、配当金の高さやリターンの良さだけに目を奪われることなく、冷静に判断できる目を養っていきましょうね。

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以上、エンティでした!Nice meeting you & Have a great day!!

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