【インベスターZ】投資の入門書!「ドラゴン桜」の作者が描いた投資マンガで学ぼう!

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三田紀房さんと言えば、テレビドラマにもなった『ドラゴン桜』の作者ですが、【インベスターZ】という投資に関するマンガも描いています。

純粋にマンガとしてもエンターテイメント性が高いですが、投資初心者にはとても勉強になる『投資入門書』にもなっています。

マンガの内容は「投資の心得」から「株式投資」「FX(外国為替取引)」「不動産投資」「投資の歴史」「ベンチャー投資」から「就職」や「保険」にまで及びます。

これから投資を始める人にとっては非常に学びが多いです。

また、それなりに投資経験がある人は自分の投資スタイルとの違いを楽しんだり、あるいは新たな気づきもあると思います。

エンティ
エンティ

最初のビットコインへの投資の時に【インベスターZ】を読んでいたら、僕も少しはマシだったかなと思います。

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あらすじ(ネタバレが気になる方は飛ばしてください)

出典:三田紀房「インベスターZ第1巻credit.4」

全国屈指の中高一貫校にトップの成績で入学した主人公財前孝史が、学校の運営資金を投資で稼ぎ出す秘密の『投資部』に引き込まれ、投資の素人だった主人公が投資家として成長していく物語です。

実は主人公の曽祖父財前龍五郎が『投資部』の創設者・初代リーダーで、天才的な投資家だったことから、主人公も投資の才能を徐々に発揮していきます。

出典:三田紀房「インベスターZ第1巻credit.1」

実在の登場人物や企業が出てきてリアル!

【インベスターZ】の主人公以下おもな登場人物は架空の人物ですが、作中には実在の人物も数多く登場し、彼らが物語に一層のリアル感を加えます。

出典:三田紀房「インベスターZ第8巻credit.70」

例えばホリエモンこと堀江貴文さんは作中で「成功って実は実はすごく簡単、やればいいだけのこと」と言っています。

同じく「美人の隣に座れるのは、美人に告白した男だけだ」というセリフもありました。

あれこれ考え悩むより「まず行動しなきゃダメだろ」ってことですね!

出典:三田紀房「インベスターZ第13巻credit.112」

ZOZO元代表の前澤友作さんは自身の会社が成功した理由について訊かれ、「余計なことはしない、からかな」と答えています。

儲かるからといってあれこれ手を出すと、無駄な会議やメールなどがどんどん増えていく。

そういった「無駄なこと」が嫌いだと言っています。

何事もシンプルが一番、物事は複雑に考えない方がいいんです!

また実在の企業も多く登場しています。

株式会社ユーグレナは実際にミドリムシを生産・販売している企業です。

合同会社DMM.comは作中で「事業投資会社」と表現された、多角的に事業展開している企業です。

他にも「セブンイレブン」「ジャパネットたかた」など多くの実在企業が登場して、【インベスターZ】をリアルに彩ります。

投資初心者へのアドバイス満載

【インベスターZ】は投資初心者が参考にすべき示唆に富んでいます。

  • 投資を始めるにあたって覚えておいたことがいいこと。
  • 初心者が陥りがちな失敗をどう回避するか
  • 投資の神様ウォーレン・バフェットの格言名言などなど

これから投資を始めようという方は、覚えておくと役立つと思います!

利食い20%、損切り10%

出典:三田紀房「インベスターZ第2巻credit.8」

「利食い」とは値上がりした株を売って利益を確定させること。「損切り」は値下がりした株を売って損失を確定させることです。

誰しも資産を増やすために投資をするでしょう。ならば、より大きな利益を求めたいところ。

逆に損失が出たら「せめて元の金額に戻るまでは待ちたい」と、値が戻る根拠もないままズルズル持ち続けることにもなりかねません。

『投資部』のルール「利食い20%、損切り10%」は、そういった「もっと儲けたい、損を取り戻したい」という一時の感情を排除して、淡々と「ルール通りに利益・損失を確定する」ということろにあります。

僕の場合も、ビットコインが下がり始めた時に「損切り10%(あるいは5%)」で見切りをつけていれば、ながらく売るに売れない「塩漬け」状態にならずに済んだかもしれません。

投資初心者なら「利食い10%、損切り5%」を基準にすれば、大きな損失を回避しつつ、着実に投資を進められると思います。

金を掘ったヤツに金持ちはいない

出典:三田紀房「インベスターZ第2巻credit.16」

投資部リーダーのセリフは「金鉱山で金が採れると聞いて、スコップを持って山に入った時には、既に良質な鉱脈は掘り尽されているんだ」と続きます。

「金を掘ったやつに金持ちはいない」というセリフを見て、初めてビットコインを買った自分に言ってやりたいと思いました。

「ビットコインが凄い勢いで高騰している」と知って、僕が初めて買った時は2017年12月で、当時最高値の1ビットコイン230万円でした。

そして年明け2018年1月には一気に急落し始めます。

ビットコインで本当に利益を得た人は、2017年12月にはとっくに「利食い」を決めて金鉱山からは去っていたんです。

世間で「これは儲かる」と話題になっているものに飛びついても、往々にして本当の儲け時は既に終わっています

「損切り」を知らなかった当時の僕は、いつか掘り当てれるハズだと鉱山に居座り続けてしました。

そして暴落した手元のビットコインが売るに売れない「塩漬け」状態になりました。

繁盛しているレストランほど冷蔵庫は綺麗だ

出典:三田紀房「インベスターZ第2巻credit.15」

繁盛している店の料理長は冷蔵庫に何がどれだけ入っているかを全て把握していて、食材は常に新鮮でメニューにも偏りがなく飽きがこない。

もちろん冷蔵庫の食材を間違って腐らせてしまうこともなければ、仕入れが多すぎた、あるいは少なすぎたということもありません。

投資でも同じように、自分のポートフォリオ(投資資産の組み合わせ)や資産状況をきちんと押さえておくべきだということです。

どんな金融商品を持っているのか把握しないままに次々買い進めていくと、気づけば自分の取れる以上のリスクを取ってしまう危険性があります。

何の目的で投資をしていて、どんなリターンを求めていて、どのような金融商品を、どのような組み合わせで保有しているのか、それくらいは折に触れて確認しておきましょう。

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リスクとは、自分が何をやっているかわからない時に起きる

出典:三田紀房「インベスターZ第3巻credit.20」

投資の神様ウォーレン・バフェットの名言です。

判断を人任せにしてしまって、自分が何をしているのかをよく理解していないことほど怖いことはありません。

投資信託を買うのであれば分からないなりに「目論見書」に目を通す。

個別株を買うのであれば、対象企業の経営内容、財務諸表などの経営状況は把握すべきです。

投資の神様バフェット氏も「その企業について論文を一本書けないようなら、その株を買うべきではない」とも言っています。

人の意見に流されることなく鵜吞みにすることなく、自分で調べて納得して投資をすることで、多くのリスクを回避することができます

僕も世間の流行りに乗って、ビットコインについて余り理解しないままに購入したことで、そこにリスクが起こっていました。

投資の神様に言わせれば「失敗するべくして失敗した」ということですね。

最後に

【インベスターZ】は投資初心者には是非とも手にして欲しい作品です。

世に数多ある投資入門書ももちろん読むべきですが、投資初心者が文字だらけの分厚い投資入門書を読むのはちょっとハードルが高いですよね。

その点、マンガなら手軽に読み進められますし、面白いので何度読んでも苦になりません。

エンティ
エンティ

マンガは大事なところに赤線を引きにくいけどね笑

是非ともストーリーを楽しみながら、全21巻分の投資の面白さに触れてみてください!


以上、エンティでした!Nice meeting you & Have a great day!!

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