【失敗談】結果的に「投機」だった仮想通貨投資(ビットコイン)にまつわる3つの失敗

スポンサーリンク

僕が最初にビットコインを知ったのは、当時史上最高値を記録する直前の2017年11月頃でした。

それまで知らなかった「仮想通貨」という目新しさもあって、「面白そうだ!」「これは将来性がある!」と飛びついたのが運の尽きでした。

「素人が何の勉強もせずに目新しさだけで投資を始めるとこうなる」というお手本として人身御供になります笑。

ビットコイン投資は僕にとっても多くの学びがあったので、これから投資を始めようかと思っている方は、僕と同じ轍を踏まないように反面教師にしてください。

ビットコイン投資の3つの失敗

ビットコインの購入は投機に等しい投資であると認識してなかった
損切りというものを知らなかった
ビットコインを買う目的が曖昧だった

ビットコイン投資の3つの失敗

ビットコインは「投資対象」だと知るべし

ビットコインは仮想通貨(暗号資産)で、投資の対象だという認識が当時の僕は薄かった。

「今買えば、きっと数か月で数倍、数十倍になって売れるな!」くらいにしか考えていませんでした。

このとき僕が期待していたのはキャピタルゲインですが、もちろん当時は言葉すら知りません。

キャピタルゲインとは、購入した時よりもさらに価格が高騰したところで売却して、その差額利益の獲得を狙うものです。

つまり投資でも投機に限りなく近い、ギャンブル度合いの高い投資です。

取引所で口座が出来た2017年12月21日時点で、1ビットコイン2,019,500円でした。

これを僕は0.008BTC、約16,000円ほど購入しました。

そこから216万円まで高騰した後、年明けには一気に急落して、結果的にジャンピングキャッチ(高値掴み)となりました。

引用:TradingView

他にもいくつかのアルトコイン(ビットコインCashやライトコインなど)も合わせて購入していたので、全部で5万円ほどを購入しました。

もし投資について理解していれば、ビットコインの購入は投資であり、どういう目的で、どういう意味合いで購入するのかを考えて購入額や購入時期を決めていたはずです。

「今買っておけばもっと高くなるだろうから、その時に売ったら儲かるぞ」くらいの心構えでは、とても投資と呼べるものではありません。

ちなみに僕はbitFlyerという仮想通貨取引所を利用しています。

2017年11月にbitFlyerで初めての口座を開設しました。今でもそこに僕のBitcoinとアルトコインはお利口さんに眠っています笑。

他にも国内外に数多くの取引所がありますが、当時いろいろネットで調べた結果、登録者数や取引量の多さなどを踏まえてbitFlyerに口座を作りました

専用アプリも使いやすいですし、「ビットコイン取引量、6年連続日本一位※」も信頼の証です。

依然安心して使っていけそうなので、引き続きお世話になっていこうと思います!

※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016年-2021年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)

bitFlyerの口座開設はここからできます、カンタンですよ!

bitFlyer

僕の場合2017年12月21日13時にアカウント登録をして、その日のうちに入金、そして12月21日14時に人生初のBitcoin購入できました。

つまり思い立ったが吉日、今すぐ始められるということです!

利食いは遅く、損切りは早く

投資の世界には「利食いは遅く、損切りは早く」という格言があります。

僕が購入した時期は、後から見れば暴落直前でしたが、当時は年明けにもう一度高騰するだろうと思っていました。単にそういう情報が多かったからです笑。

僕が冷静な投資家で利食いは遅く、損切りは早くを知っていれば、暴落の兆しが見えた時に早々に損切りして損を確定させていたと思います。

そもそも「損切り」なんて言葉自体を知りませんでした。

それが出来なかった僕はズルズルと暴落していく様子を目の当たりにしながら、売るに売れず今に至っている感じです。

5万円の投資額は2020年9月9日現在20,139円、当初半分以下です。ここまで来ると今更売る意味もなくなり、完全に売り時を見失った感じです。

これを一般的に「塩漬け」状態と言います。

自分の投資のスタンスを決めるべし

相場は読めないこれに尽きます。

だからこそ、ビットコインに投資する目的ははっきりさせておくべきです。

例えばビットコインを「有事の金」などと同じリスク回避の手段分散投資として購入することも一つの目的です。

多くの金融資産を持っている中で、少し値動きの激しいビットコインで遊びたい、これも一つの立派な投資スタンスです。

ビットコインに投資する目的やスタンスが明確であれば「取れるリスクもはっきり見えてくる」「ポートフォリオにおけるビットコインの割合が決まる」、そうなれば塩漬けになるような事態も回避できることでしょう。

僕は「値上がりして儲かりそうだ」くらいにしか考えていなくて、それは目的らしい目的とは言えなかったのが「塩漬け」という失敗の大きな理由だと思います。

せめて「○○万円になったら売ろう、××万円まで下がったら損切りしよう」くらいは予定しておきべきでした。

投資マンガ【インベスターZ】に学ぶ

「ドラゴン桜」の著者が【インベスターZ】という投資の漫画を描いています。

非常に学ぶところの多い入門書ですので、投資を始めたい人にはオススメです。

これを読んでから分厚い本当の「投資入門書」に入っていくのが良いかと思います

あわせて読みたい
【インベスターZ】投資の入門書!「ドラゴン桜」の作者が描いた投資マンガで学ぼう!

利食い10%、損切り5%

第1巻で出てくる投資のルールの一つです。

投資初心者は余り利益を深追いせず、利益が10%ほど出たら売りに出す。

逆に損が出始めたら、取り戻したいという気持ちを抑えて、損失が5%になったら売りに出す。

ある意味で自分の感情を押し殺して、ルール通りに売買をするべきだということです。

僕の場合、暴落したビットコインを「〇○円まで戻ったら売ろう」と取り戻すのに必死な余り、完全に売り時を見失いました。

リスクとは、自分が何をやっているかわからない時に起きる

これは投資の神様ウォーレン・バフェットさんの名言です。

ビットコインについて、何の目的も無く、何の情報も無く、知ったつもりになっていた。

そこにリスクは潜んでいるんですね。

莫大な利益を得た投資家はリスクをしっかり認識していて、僕がビットコインを購入したころには、早々に利益を確定させて退場していたんです。

そんなことにも気づかないズブの素人が、ビットコインなど最初に手を出すべき投資対象ではなかったんです。

最後に~一つだけ正しかったこと~

ビットコインへの投資では多くの失敗をしましたが、唯一正しかったことは余裕資金で始めたことです。

ビットコインで「億り人」になった人の中には、全財産をかけて大勝負に出た人もいたんじゃないでしょうか。

ウルトラ超絶ハイリスク・ハイリターンで、普通の人はなかなかマネできるものではありません。

そんな取れもしないリスクを冒さず、無くなっても痛くない規模で始めたので、今回のように塩漬けになってしまっても日常生活には影響を及ぼしていません。

ビットコイン自体はとても将来性のある仮想通貨だと個人的には思います。

ただ、先が読めず、値動きが非常にダイナミックなので、そこに逆に投資対象としての魅力を感じる方もいるかもしれません。

ビットコインの将来性に投資する、というスタンスはとても素晴らしいと思います。

ビットコインに限らず投資全般について言えることですが、当面の生活に必要な資金はきちんと確保した上で大切なお金を投資に回しましょう。
そして投資対象の商品がどの程度のリスクを孕んでいるかもしっかりと押さえて、投資を楽しみましょう!

以上、エンティでした!Nice meeting you & Have a great day!!

bitFlyer

コメント

タイトルとURLをコピーしました