少し前に話題になった「老後2000万円問題」やコロナ禍からの景気回復の兆しを受けて、【投資】が注目されています。
「投資を始めたいなぁ」と思っていても、最初の一歩を踏み出せない人が多いのではないでしょうか。
僕も最初は「投資=ギャンブル=損したくない=始められない」でした
でも「将来に向けて長期的に資産形成をしていきたい!」と思っているのなら、価格が下がるのを待っているヒマはありません。
「いつ投資を始めればいいのか」については色んな意見がありますが、僕はやっぱり「今」始めるべきだと思います。
何故なら長期投資するなら【時間】は絶対に味方に付けたいからです!
あわせて読みたい!
投資は投機とは違う、ギャンブルとも違う。
🔹こんな人へおすすめの記事
・積立投信を始めると決めた!さて、いつから始めたらいい?
・今は高そうだから、安くなるのを待ちたいけど…。
・幾らから始めればいい?少額投資は意味がないのかな。
投資を始めるのはいつがいいのか
プロでも最安値を見極めるのは難しい!
誰だって安く買える方が嬉しいと思いますが、その時にその価格が高いか安いかを判断することは難しい。
だから投資のプロがいて、でもそのプロですら殆どが100戦全勝では無いと思います。
例えば過去数か月のチャート図を見て「気になっている銘柄が直近1か月で下がり続けてるな、あともう少し下がってから買おうかな」とタイミングを計っていると、想定外にそのまま下がり続けた場合、買い時がどんどん先へ伸びていきます。
少しでも安く買いたいという気持ちは分かるけど!
逆に急激に高騰し始めて慌てて買った途端に急落して、結果「ずいぶん高いところで買ってしまった」と後悔するかもしれません。
「随分と株価に振り回されてるな」と思った方は、堅実に投資を進めていく素養があるかもしれませんね!
逆に「株取引なんてそんなもの」と思っておられる方は、先ほどの”あわせて読みたい!”を今一度読んでいただければ、株取引にも色々なスタンスがあることが分かると思います。
積立投資信託を長期的なスタンスで定期的に積み立てて資産形成したいのであれば、その時々の金額で一喜一憂してはいけません。これは投資の最初の一歩の時にも言えることです。
投資のタイミングを計らない
今始めると高いのか、安いのかを気にせず、「始めたい時が始め時」なのです。
積立投信を長く続けていくと、リーマンショックやコロナショックのような大暴落の場面に遭遇することもありますので、そうなるとスタート時の購入額が高いか低いかにはあまり意味がありません。
それよりも少しでも長い期間運用することに意味があるので、少しでも早くスタートすることの方が大切だということになります。
運用で得られた利息を再投資に回せば(複利運用)、利息が利息を生むことになり資産形成が進むので、そういう意味でも少しでも早くスタートする方がいいのです。
僕も積立投信に関しては複利運用しています。
ちなみに僕は積立投信は【楽天証券】、高配当ETFへの投資は【SBI証券】を利用してます。手数料などの経費を考えると大変おすすめです!
つまり、”今”始めようと思ったのなら”今”が積立投信を始めるベストなタイミングなんです!
「今」投資を始めて時間を味方にしょう!
長期的な資産形成のためには時間を味方につけることはとても大切です。
楽天証券の「積立かんたんシミュレーション」を使って、時間の重要性を確認してみましょう。
どちらも最終的な投資総額は60万円としますが、2つのパターンで運用益を比較してみます。
- ①積立額は毎月1万円で期間が5年間(60ヶ月)の場合
- ②積立額は毎月5千円で期間が10年(120ヶ月)の場合
①の場合だと、5年後には運用益が11.5万円、総額71.5万円になります。
次の②の場合だと、10年後には運用益が26.5万円、総額は86.5万円にもなります。
より早く始めた方がより長く運用でき、同じ投資額でも運用益は大きく変わるのが分かります。
投資期間が長くなるほど【複利効果】※が大きくなるからですね!
だからいち早く「今」始めるべきなんです!
※【複利効果】についてはこちらで分かりやすく説明しています!
あわせて読みたい
投資信託初心者に知っておいてほしい6つ投資用語+α~複利効果~
投資に回せる金銭的な余裕を確認しよう!
ただし「今始める」と言っても、ご自身のお金についての現状は必ずご確認ください。
投資である以上、投資額に対して元本割れするリスクは必ず付きまといます。万が一にも元本割れした時に、それに動じなくてもいいくらいの財政基盤は必須です。
預金も貯金も無いなかで「今の収入の中から投資するぞ!」というのは僕はちょっと違うと思います。僕がリベ大のYOUTUBEから学んだ、資産形成を成功させるために大切なのことは5つあります。
「お金持ちになるために必要な5つの力」について下の方でリベ大の動画を紹介しています。投資に限らず、生きてく上でもとても学びになりますので是非ご覧ください!
この「5つの力」の中の一つに挙げられているほど【貯める力】は大切です。
投資を始める前に、まず自分の足場を固めましょう。支出項目を見直して、出費を減らして、まずは毎月一定額を決めて貯蓄しましょう。
そして出来れば収入も増やしたいですね。
給与所得は自分の意思で増やすことは難しいですが、今は様々な副業に取り組まれている人も多くいます。僕も漏れなくその一人です。
支出を見直し、収入の柱を増やし、しっかり貯蓄もしつつ、余裕資金を確保して、堅実に投資を始めましょう!
【貯める力】
【稼ぐ力】
【増やす力】
【守る力】
【使う力】
始めると決めたが、いくらから始めようか?
もし、まとまった額が手元にあったとしても、それを一括で投信購入に充てるのは、僕は余りオススメしません。
というのも株式相場が下落時だった場合、一括投資では下落の影響を直接受けることになります。
ですので、まとまった資金が手元にあっても、半年~2年くらいで分散投資する方が、リスク軽減や取得価額の平準化がされていくのでオススメです。
「いきなり何万円も毎月積み立てていくのは不安がある、少額から始めたい」という話もあると思いますが、一方で少額投資には意味がないという意見も少なからずあります。
少額で投資しても意味ないんじゃないの?
個人的には意味があると思っています。
少額投資に意味があると思う3つの理由
- 自分のお金が市場の中で減ったり増えたりするのが体感できる。
- いろんな種類の投資を試せる。(分散投資)
- 万が一、元本割れなどがあっても損失が少ない
デメリットがあるとすれば、投資額が少額なので、利益が発生しても手応えがないこと
それでも投資の第一歩を踏み出したことで、投資を知らない他の人よりは一歩リードしていますよ!
投資に慣れてきた時に更なる一歩を踏み出して、将来の目標に対してグッと近づきましょう!
最後に、まとめます。
自分の現状をしっかりと把握し、自分の身の丈に合った規模で投資を楽しみましょう!
以上、エンティでした!Nice meeting you & Have a great day!!
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