「投資には余裕資金で行う」
これは投資で資産形成をするための鉄則ですが、多くの人は「余裕資金なんてどこにあるのか」と言いたくなりますよね。かく言う僕もそうでした。
もともと投資に対しては興味はあったものの、収入と支出を考えた時に「投資に回すためのお金」なんてあるはずもないと思っていました。
でもそれは思い込みでした。
リベ大の両学長の動画に出会って、まだまだ無駄な出費があり、節約できるところは幾つもあると気付かされました。
あくまでも僕のケースですが、投資に回す余裕資金を作った実例をご紹介します。
無理のない範囲で、でも出来るところから少しずつ「経費削減」「節約」してみてはいかがでしょうか。千里の道も一歩から!
・妻と子供3人というわが家の節約事情をご紹介します
・「そんな節約もアリなのか」と思ってもらえたら嬉しい
・皆さんの新たな節約のヒントになれば嬉しい
リベ大の書籍も出ています。
めちゃくちゃ内容の濃い一冊なので、1,500円ほどで購入して何万円・何十万円分もの価値を手に入れよう!
余裕資金の調達実例
リベ大YOUTUBEチャンネルや書籍【お金の大学】から学び、実際に取り組んだ節約の数々です。
余裕資金の調達①車両保険の解約
気づけば新車で購入したミニバンも4回目の車検を通すまでになりました。
新車の時には当然のごとく「一般車両保険」を付帯していましたが、10年近く乗っている車に車両保険は果たして必要なのかなと立ち止まって妻とも相談してみました。
思い切って車両保険を外すことで、自動車保険料が月額4,000円弱安くなりました。
もちろん事故を起こしても保険はアテにできなくなるので、今まで以上に「安全運転」を心がけます!
余裕資金の調達②低解約返戻型保険の解約
僕が契約していた低解約返戻型保険が4本ありました。
老後に向けた貯蓄のために結婚当時に契約したもの1本と、3人の子供が生まれるたびに学資保険代わりに作った3本です。
解約した保険
リベ大動画の内容に従えば全て解約すべきなんですが、結婚当初の契約と長男が生まれた時の契約の2本は既に何年も経っていて、払込保険料もそれなりの金額になっていたため、ちょっと解約する勇気が出ませんでした。
長女と次女が生まれた時に契約した分は思い切って解約しました。
「低解約型」なので、解約による返戻金は払い込んだ保険料総額を大きく割り込んで純粋に損失ですが、毎月1万円以上の保険料がなくなり、これはそのまま楽天VTへの投資に変わりました。
解約しなかった保険
既に何年も保険料の払い込みが続いている2本の低解約返戻型保険は、どうしても払込総額を考えると解約できませんでした。
保険には返戻金だけでなく保障があるので単純比較はできませんが、投資額(保険料)とリターンを積立投資と比べた時、資産形成だけにフォーカスするとやはり低解約返戻型保険のリターンは悪いです。
毎月保険料16,800円を払込期間15年で契約したので、保険料総額は302万円になります。保険証書に書いてある返戻金額例表を見てみると、経過年数15年時点での返戻金は316万円ですので、たった14万円しか増えていません。まぁ定期預金よりはマシかなぁ、というレベルです。
もし毎月16,800円を15年間、投資信託に積み立て続けたとしましょう。仮にリターンを3%と控えめに設定しても、複利効果が発揮されて、最終積立額は大きく変わります。
皮算用ですが、投資がうまく運んでリターンが5%になれば、最終積立額449万円にも跳ね上がります。
どうでしょう、保障のある低解約返戻型保険を選びますか?本当にあなたが求めるのは保障ですか?返戻金ですか?
僕が本当に求めていたのは万が一の時の保障ではなく解約返戻金でしたので、積立投資でコツコツ積み上げることこそ最適解だったのかなと思います。
余裕資金の調達③通信費の見直し
ケータイキャリアの見直し
ずっと大手キャリアを渡り歩いてきましたが、楽天モバイルに乗り換えました。
自宅がギリッギリのところで楽天回線エリア内でしたので思い切って乗り換えましたが、今のところこれといった不便は感じていません。
これまでの携帯代は妻と二人で毎月1万円を超えていたと思いますが、加入後1年間の無料期間は毎月1万円が節約できます。無料期間が終わっても二人で毎月6千円ちょっとです!
iPhone12は妻とお揃いで贅沢買いしてしまったので、早く残債を消してしまいたいです。
ネットも「楽天ひかり」に乗り換え!
楽天モバイルと同時契約することで「楽天ひかり」も最初の1年間は無料です。
無料期間が終わると毎月4,800円ですが、もともと毎月6,500円くらいでしたので、こちらも確実に節約になっていますね!
楽天モバイルは特に不具合は感じませんが、楽天ひかりは時間帯によっては少々つながりにくい時があるのかな~、って思うこともあります。
でも節約できていることを考えれば全然苦にならない程度のものです!
余裕資金の調達④税金の有効活用
こちらも以前から気になっていた「ふるさと納税」を始めました。
「ふるさと納税」は節税になるわけではないですが、同じ税金を別の自治体に納めて日用品などが返礼品としてもらえれば、結果的には日用品の購入費節約につながります
わが家は子供が3人いるので、お米の消費量が半端ねぇです。
なので返礼品としていただいた【30Kgのお米】はとても助かりました。【100個の餃子】もメニューに困った時に妻がたいそう助かったそうです、美味しかったですし☆
わが家の周辺ではお米10kgが2500円~3000円くらいなので、ちょっとした節約になっていますね。
余裕資金の調達⑤その他の費用の見直し
ここから先は特に賛否両論あるかと思います。
「そこまでしなくても」「そこは削っちゃダメ」等々、生活スタイルや職業、考え方などによって良し悪し、合う合わないはあると思います。
あくまでも参考程度に「こんなこともやっとるのか」という気持ちで見てください。
新聞ヤメました
僕は必ず毎朝新聞に目を通していたので、ヤメることには抵抗がありました。
紙の新聞を読む習慣を子供にもつけさせたいと思っていましたが、普通の新聞はわが家の小学生にはハードルが高かったようで、手に取ることもありませんでした。
妻にとってはスーパーのチラシた手に入らなくなることも不便なようではありましたが、その妻の一押しもあり思い切って新聞をヤメました。毎月約4,000円くらいの節約ですね。
楽天証券口座を持っていれば「iSPEED」というアプリでログインすると、【日経テレコン】が無料で読めて、下記のサービスが受けられます。
- 日本経済新聞(朝刊・夕刊)、日経産業新聞、日経MJなどの閲覧(3日分)
- 過去1年分の新聞記事検索
- 日経速報ニュースの閲覧
楽天でんきに乗り換えました
電気料金は「楽天でんき」に乗り換えるシミュレーションをしても、ちょこっと安くなる程度でした。
「大して安くならないなら変える手続きも面倒」と二の足を踏みがちですが、楽天ポイントカードを持っていれば、ちょこっと安くなる上に楽天ポイントのポイントアップも得られて一挙両得!
こちらは2021年5月31日でポイントアッププログラムの対象から外れることになりました、まことに残念
楽天ポイントの使い方をしっかり考える
楽天経済圏に身を置いていますので、楽天ポイントはそれなりに貯まっていきます。
これまでだったら貯まったポイントを多少ムダ遣いしていたと思いますが、ふるさと納税と同じくお米を買ったり、すぐにサイズアウトする子供の靴を買ったり、適当なムダ遣いをしないようになりました。
ポイントの利用方法の見直し=節約ですね。
投資は楽天証券やSBI証券を活用してコスト削減
銀行や証券会社の窓口で投資の相談に行けば、それはそれは手厚く懇切丁寧に説明してくれますし、お勧めの金融商品なども教えてくれるでしょう。
口座開設から金融商品の購入、追加投資についてもアドバイスしてくれることでしょう。
そして見返りに高い手数料を持っていきます
楽天証券やSBI証券のようなネット証券は自分で色々と勉強して、自分で商品を選んでいかないといけませんが、その分だけ投資にかかるコストはネット証券の方が安いですし、選べる投資信託のラインナップも豊富です。
僕が元々お世話になっていた銀行では、低コストで人気の【eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)】【楽天・全米株式インデックス・ファンド】などは買えませんでした。
割安なコストで投資することも立派な節約です!
最後に
「投資をするための余裕資金」を捻出するために、リベ大の動画や書籍を参考に実践した節約を紹介しました。
僕が言うまでもなく「どれも既に実践してるぜ」という人もいれば、「えー、そこヤメちゃうの、渋っちゃうの?」という人もいると思います。
良いか悪いか、節約かケチ臭いか、これは人によって様々だと思いますので、僕の取り組んでいる節約が万人に受け入れられるとも思いませんが、一つでも皆さんの家計簿見直し・経費削減のヒントになればと思います!
節約で捻出した分は無駄遣いすることなく、「生活防衛資金として預金で確保」および「投資」にしっかり充てて、より良い未来に向けて積み上げていきましょうね!
以上、エンティでした!Nice meeting you & Have a great day!!
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