僕は地元の金融機関でジュニアNISAを開設し、これまでストックインデックスファンド225の定期買い付けで運用してきましたが、このほど楽天証券に金融機関変更することになりました。
あわせて読みたい
【失敗談】投資についての無知だった頃の運用状況~ジュニアNISAにまつわる失敗談~
尚、ジュニアNISAは基本的には金融機関の変更はできません。災害などやむを得ない理由を除いて、どうしても金融機関を変更する場合は、過去にさかのぼって非課税で受けた全ての利益や配当金に課税されます。
ジュニアNISAの口座開設の際の金融機関選びは特に慎重に!
僕自身もつみたてNISAを運用している楽天証券に、子供のジュニアNISAを移し替えることにしました。
移し替えるといっても実質的な現ジュニアNISA口座の廃止、保有資産の売却、その上での新規ジュニアNISA口座の開設ということになります。
🔹こんな人へおすすめの記事
今ジュニアNISAを持っている金融機関に不満がある
ジュニアNISAでもっと他の投資対象を探したい
ジュニアNISAの運用コストを見直したい
楽天証券であればジュニアNISAで運用できる投資対象が2600本以上!(*2019年4月現在)
ジュニアNISA口座を開くためには、親権者であるお父さんやお母さんが楽天証券の総合口座を持っている必要があります。もし持っていなかったら、まずは親の証券口座の準備から始めましょう!
あわせて読みたい
積立NISAを始めるなら、口座開設は楽天証券がおすすめな3つの理由!【初心者向け】
楽天証券でのジュニアNISA口座開設の手順
まずは楽天証券のトップページの検索窓で「未成年口座」を検索しましょう。
ジュニアNISA口座を開設するためには必ず未成年口座(総合取引口座)を開設が必要です。
お子さんが20歳以上だったり、既婚である場合は未成年口座を開設することができません
お子さんに代わって親御さんがジュニアNISA口座を代理運用することが前提になっているのかもしれませんね。また、ジュニアNISA口座を開くためには、まず親権者であるお父さんやお母さんが楽天証券の総合口座を持っている必要があります。
お父さんやお母さんが楽天証券の口座を持っている場合は、「未成年口座申込み」へ進みます。
必要事項を入力しますが、基本情報は親の総合口座の情報(姓、住所、電話番号など)がそのまま自動転記されています。
全ての項目を入力して申し込みを完了すると、「未成年口座開設の申込みを受け付けました」として申請番号が発行されます。同時に「未成年口座開設の申込みを受け付けました」というタイトルの確認メールも届きます。
この後は楽天証券のから申請書が届きますので、記入して返送します。返送に際しては住民票やマイナンバーカードのコピー、身分証のコピーなどの同封も必要です。
これまでのジュニアNISA運用実績
ジュニアNISAを始めた2018年末は投資なんて全く念頭になく、銀行に勧められるままに「ストックインデックスファンド225」を一先ず6か月間×毎月5万円づつ定期購入することにしました。その後は完全に放ったらかしにしていました。
解約時点での総投資額は30万円で時価評価額が39.7万円、トータルリターンは+32%でしたので上々な結果だったんではないでしょうか。
ジュニアNISAを始めた2018年12月の日経平均株価は、月末にかけて一時2万円を割り込むなど値下がりの続く状況で「こんな時期に始めて良かったのか」と少し後悔もしてみたものです。
ですが、2021年1月の年明けに1990年8月以来となる2万8000円台を記録するなど、結果的にはとてもいい時期にジュニアNISAを開設が出来たことになります!
本当に金融機関変更すべきかどうか、慎重に考えましょう
ジュニアNISAは基本的には金融機関変更はできません。
一般NISAなら金融機関変更しても、変更前の金融機関で非課税期間終了までは保持し続けられます。
ジュニアNISAは金融機関変更はできませんので、完全に廃止してしまわないと他の金融機関に移せません。ジュニアNISAの非課税期間は5年間ですが、完全な廃止ですので、変更前の金融機関で非課税期間満了まで保持し続けることはできません。
金融機関変更のメリット
最大のメリットは投資対象が金融機関によって変わることです。
我が家の場合、変更前の金融機関でジュニアNISA対象となっている投資信託は20本もなかったと思います。アクティブファンドも幾つも含まれていました。予定している変更先の楽天証券では対象商品は2600本以上です。
今よりもコストの安いファンドを選ぶこともできれば、今まで選べなかった全世界株式インデックスファンド、全米株式インデックスファンドやS&P500インデックスファンドにも投資が可能になります。
逆に言えば「大幅に選択肢が増える」などのメリットがないのであれば、時間と手間をかけて廃止してまで金融機関を変えることはあまりお勧めできません。
金融機関変更のデメリット
最大のデメリットは遡って全ての利益に課税されてしまうことです。
ストックインデックスファンド225への投資はトータルリターン+9.7万円でしたので、単純計算では正確には出せないものの、ここから約20%の税金が引かれてしまいます。
ジュニアNISAでの投資期間が長ければ長いほど、投資額が大きければ大きいほど、このデメリットは計り知れないものになっていきます。
何故廃止にしてまで楽天口座に変えるのか
ジュニアNISAの廃止、楽天証券での改めての開設を考えるようになった最初のきっかけは、リベ大の学長の動画でした。
この動画をみて僕は実際に低解約返戻型保険を二つ解約して、それをインデックス投資に回すことにしました。
ストックインデックスファンド225への投資はまだ2年ですが、今後10年以上に渡って保持し続ける予定なので、保険解約と同じ理屈で、もっと成長が見込める全世界株式インデックスファンド、全米株式インデックスファンドやS&P500インデックスファンドに早めに乗り換えるべきだと考えました。
たとえ今さかのぼって税金を支払ったとしても、今後それをカバーして余りあるだけのリターンが全世界株式インデックスファンドにはあると考えています。
またストックインデックスファンド225は買い付けのたびに購入時手数料税込2.2%がかかります。
ジュニアNISAの年間投資限度額は80万円なので、購入時手数料は年間17,600円になります。複利運用の威力を知っているのであれば、是非とも17,600円も再投資していきたいところです。
あわせて読みたい
投資信託初心者に知っておいてほしい6つ投資用語+α
最後に
楽天証券でジュニアNISA口座が改めて開設出来たら【楽天・全世界株式インデックス・ファンド】や【楽天・全米株式インデックス・ファンド】に投資していく予定でいます。
あわせて読みたい
【初心者向け】積立NISAで人気のファンド:楽天・全世界株式インデックス・ファンド
【初心者向け】積立NISAで人気のファンド:楽天・全米株式インデックス・ファンド
これからジュニアNISA口座の開設を考えている人は、開設する金融機関をぜひ慎重に吟味してください。
今後少しでも投資を勉強して、より有利に効率よく資産形成をしたい人は、楽天証券やSBI証券での開設を検討するのがお勧めです!
以上、エンティでした!Nice meeting you & Have a great day!!
コメント