【楽天・全米株式インデックス・ファンド】(楽天VTI)がアメリカ全体を丸っと買うイメージであれば、【楽天・全世界株式インデックス・ファンド】(楽天VT)は世界全体の成長に投資するインデックスファンドです。
アメリカの成長に期待しますか、それとも世界の成長に期待しますか?
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世界全体の成長に期待したい!
楽天・全世界株式インデックス・ファンドとは
ファンドの概要
商品名:楽天・全世界株式インデックス・ファンド
愛称:楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)
商品分類:追加型/投資地域-内外/投資対象資産-株式/インデックス型
投資対象:その他資産(投資信託証券(株式))
資産決算頻度:年1回
投資対象地域:グローバル(日本を含む)
投資形態:ファミリーファンド
為替ヘッジ:なし
対象インデックス:その他(FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス)
参考:投資信託説明書(交付目論見書)|楽天・全世界株価インデックス・ファンド 愛称:楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/scr/common/display.asp
ファンドの目的
ファンドの目的は日本を含む全世界の株式市場の動きに連動することです。
FTSE グローバル・オールキャップ・インデックスは全世界の先進国から新興国(49カ国)約8000銘柄を時価総額で加重平均した株価指数です。
ただし米国株式が構成国全体の57%も含まれています。日本は7.3%です。
世界経済のけん引役である米国株式市場の時価総額が、いかに巨大であるかが分かりますね!
ファンドのパフォーマンス~楽天VTIと比較~
値動きはよく似ていますが、少しずつ楽天VTIに後れを取りつつある感じでしょうか。
米国株式市場の調子の良さの表れなのかもしれませんね。
リターン | 6ヵ月 | 1年 |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 19.84% | 4.09% |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | 22.25% | 8.0% |
どちらの数値も楽天VTIが上回っていますね。ここでもアメリカ一人勝ち感が出ています。
この差がひっくり返るとすればアメリカの一人負けかなと思いがちですが、楽天VTにおいても米国株式が57%も含まていて影響はかなり大きいので、差が縮まることはあってもひっくり返ることは今しばらくは考えられないかなと思います。
インデックスファンド投資のデメリット
極端な値動きがない
インデックスファンドは株式市場平均であるインデックスに連動するので、極端な値動きは期待できません。
つまり短期間で大きな利益を狙う方には不向きな投資方法と言えます。
日々のキャッシュインフローの改善はできない
インデックスファンドには分配金はありませんので、実生活において投資によって手元の現金が増えることはありません。
楽天TVは分配金再投資型ですので、複利の効果を活用した長期的な資産形成向けです。
※複利効果とは、運用で得た収益(分配金等)をふたたび投資に回すことで、利益が利益を生み、効率よく膨らんでいく効果のことです。
運用費用にも注意が必要
インデックス投資は長期保有がキホンですので、保有している期間中はコストが発生します。
10年20年と長期間にわたってかかりますので投資の上での重要な判断基準になりますね。
楽天VTは管理費用(信託報酬)年0.212%(税込)です。
最後に
日本にいながら全世界に投資が出来る【楽天・全世界株式インデックス・ファンド】は世界経済の成長に投資できる素晴らしいファンドです!
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)と比べてきましたが、あとはアメリカの成長に投資するか、世界全体の成長に投資するか、個人の選択の問題ですね。
ただ2020年9月の月間ランキングを見ると米国株式系の方が人気がありそうです。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/find/ranking/ranking.html
今から投資をしようという方、何に投資しようか迷っている方などの参考になれば幸いです!
投資は自己責任であり、投資に絶対はありませんので、多くの情報に触れて、自分の投資の目的にあった投資対象を探しましょう!
僕は楽天証券でつみたてNISAの非課税枠活用してインデックス投資をしています。証券口座をまだ持っていない時は、まずは口座を開設してみましょう!もちろん開設は無料です!
以上、エンティでした!Nice meeting you & Have a great day!!
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