「アクティブファンドはインデックスファンドに勝てない」とよく言われます。
そんなインデックスファンドに投資する「インデック投資」が投資の最適解だとも言われます。
なぜアクティブファンドは評価が低いのか
アクティブファンドは本当にダメなのか
インデックスファンドとの比較を通して「つみたてNISAでアクティブファンドを選ぶならこれ!」というものを探っていきます!
どちらのコストが高いのがネック~
アクティブファンドとインデックスファンドに違い
アクティブファンドの特徴
「インデックスファンド」は特定のインデックス(指数)の値動きに連動することを目的としています
「アクティブファンド」は特定のインデックスを上回るリターンを目指しています
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「アクティブファンド」はプロが独自の分析などを用いて、独自の資産配分や銘柄選択をすることで、市場平均(インデックス)を超えるリターンを目指すファンドです。
つまりそれだけ調査や分析を重ねている分、どうしてもコスト(信用報酬)が高くなります。
アクティブファンドがもっとも指摘されるデメリットが、この高コストであることです。
アクティブファンドの運用手法
アクティブファンドの主な運用手法として「バリュー投資」と「グロース投資」があります。
バリュー(value)とは価値という意味です。利益・資産など企業のファンダメンタルズに対して株価が割安な銘柄を、一般にバリュー銘柄/バリュー株と呼び、こうした銘柄に投資する手法をバリュー型投資といいます。PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)が低い、配当利回りが高いものなどが代表的な選択基準となります。
引用:楽天証券証券用語辞典 https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/dictionary/j/ha/value.html
企業の実際の価値と比べて株価が割安になっているもの、つまり実態よりもお得な銘柄を投資対象にしていこうとする運用ですね。
「PER」や「PBR」は株価が割安かどうかを測る物差しです。
グロース(growth)とは成長性という意味です。将来高い成長性が見込める銘柄を一般にグロース株(成長株)と呼びます。また、こうした銘柄に投資する運用をグロース型投資といいます。
引用:楽天証券証券用語辞典 https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/dictionary/j/ha/value.html
企業の今後の成長に期待して投資対象としていく運用ですね。
ただ、本当に成長株かどうかはプロでも見抜くことが難しいと言われています。
「つみたてNISA」で買える、リターンのいいアクティブファンド
楽天証券のつみたてNISA対象となっているアクティブファンドで、運用実績の高い2つのファンド「フィデリティ・欧州株・ファンド」と「フィデリティ・米国優良株・ファンド」をご紹介!
※2020年10月14日現在
フィデリティ・欧州株・ファンド
トータルリターン 1年間21.1% 3年間9.93%
買付手数料 なし/管理費用(信託報酬含む)1.65%
ドイツ、イギリス、フランス3国で全体の50%を占めていますね。
業種はやはりソフトウェアサービスが上位ですが、突出しているわけでもなく、医薬品・バイオ系や資本財などまんべんなくという印象です。
フィデリティ・米国優良株・ファンド
トータルリターン 1年間18.87% 3年間9.05%
買付手数料 なし/管理費用(信託報酬含む)1.639%
S&P500構成上位10銘柄とラインナップがほぼ同じなので、S&P500と値動きが良く似ています。
ただし比較チャートで見ても、アクティブファンドらくし、S&P500インデックスより良いパフォーマンスが見られます。
次の比較チャートは青が「フィデリティ・米国優良株・ファンド」、ピンクが「S&P500」です。
常にインデックスを上回っている辺り、さすがアクティブファンド!
最後に
アクティブファンドはどうしてもコストの高さが目につきますね。
アクティブファンド「フィデリティ・米国優良株・ファンド」のコスト1.639%に対して、インデックスファンド「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」はコストが0.0968%と圧倒的に安い費用設定になっています。
10年20年という長期保有を目的とした場合は、毎年かかるコストを考えるとどうしてもインデックスファンドに軍配が上がりそうです。
僕の個人的な見解ですが、インデックス投資は無機質、アクティブ投資は「宝探し」感がありますね。
長期的な資産形成のベースになるのはやはり保有コストの抑えられたインデックスファンドだと思います。
一方、ポートフォリオに味付けをするスパイスとしてアクティブファンドは大いに面白みがあると思います。
市場平均を大きく上回るパフォーマンスのアクティブファンドは存在しています。
それを探し出す楽しみもアクティブ投資の醍醐味ではないかと思います。
ただ淡々と積み立て投資をしていても面白くない、という方はアクティブファンドで「自分好みのファンド」を探してみてはどうでしょうか?
ただしパフォーマンスがいいということは、それだけ騰落のリスクも含んでいるということはお忘れなく。
自分の取れるリスクはしっかり押さえておきましょう!
つみたてNISAは楽天証券での運用がおすすめです。
楽天カード決済ができて、ポイント投資もできます。
「フィデリティ・欧州株・ファンド」「フィデリティ・米国優良株・ファンド」どちらもつみたてNISA対象です!
以上、エンティでした!Nice meeting you & Have a great day!!
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