僕は基本的な資産運用を楽天証券(つみたてNISA)とSBI証券(米国株ETF)で行っていますので、ウェルスナビでは最初の最低投資額10万円がどのように推移していくのかを見ていきます。
ここから積立投資で更に投資額を増やしていく予定はありません。
1か月毎の運用報告では初期投資額10万円の増減を分析してみたいと思いますので、ウェルスナビでの投資を検討する際の一つの材料にしてもらえると嬉しいです!
🔹こんな人へおすすめの記事
新たに投資を考えている投資初心者の人。
ロボアドバイザーによる投資に興味があり、運用実績を知りたい人。
忙しい人向けの「放ったらかし投資」を探している人。
あわせて読みたい
ウェルスナビ「ロボアドバイザー投資」の運用報告3ヶ月目。
ロボアドバイザー投資4ヶ月目
【ウェルスナビ】でのロボアド投資による資産運用も4ヶ月が終了しました。
スタート時からジワジワと着実に右肩上がり、といったところです。
ウェルスナビのロボアド投資は、短期的なキャピタルゲイン狙いの投資ではなく、投資の王道「長期、積立、分散」により長期間にわたって安定的に資産形成をしていく投資です。
だからこそウェルスナビは投資初心者にはオススメです。
あわせて読みたい
投資初心者が始める投資の基本は「長期」「積立」「分散」、安定した資産形成を目指しましょう!
リターンは着実に右肩上がり!
2か月目+7.49%、3か月目+9.17%ときて、4か月目は+10.69%とリターン10%を超えました。
この+10.69%というリターンは良いのか悪いのか、どう捉えたらいいのでしょうか。
ウェルスナビの公式サイト内に「【参考情報】期間別のリターン(2021年4月末時点)」として期間ごとのリターン実績が紹介されています。
僕はリスク許容度4で運用していますので、期間別リターン表だと6か月後には+25%を越えておきたいなということろです。
4ヶ月経過時点で+10.69%なので、ちょっと厳しいかなというところです。
とはいえ、大切なのは着実に資産が増えているということですね!
各ETFの運用状況
不動産ETF【IYR】や米国株ETF【VTI】の好調は変わらずですが、ここにきて金ETF【GLD】がプラスのリターンに転じました。
金ETFが上昇しつつある
ずっとポートフォリオ内で独りだけリターンがマイナス続きだった金ETF【GLD】が、ここにきて+5.17%とプラスに転じました!
幾つかのニュースが金価格を押し上げているようです。以前にこんなツイートをしました。
金は無価値にならない「安全資産」
金そして金ETF【GLD】が好調な理由はいくつかありますが、「有事の金」という言葉は今なお有効なのかもしれません。
紛争や景気悪化などで株式市場が低迷しそうになると、金市場に資金が流入してきます。
おカネの価値は「発行している国の信用力」によって左右されます。例えば国の信用が失われるとハイパーインフレが起こって、おカネの価値が実質ゼロになります。
一方、金はモノとして無価値になることが無い「安全資産」とされ、政情不安や景気悪化、市場の暴落時には資金の回避先として買われます。
コロナ第4波による景気悪化懸念やパレスチナ紛争の激化など、金に資金が流入するキッカケが散在していますね。
金はインフレ回避先になる「インフレヘッジ」
金は「インフレヘッジ」として扱われます。
インフレによって物価が上がり、相対的におカネの価値が下がると、おカネを価値のあるもの(金や不動産)に変えておこうという心理が働きます。
おカネの価値の減少というリスクを回避することを「インフレヘッジ」と言います
2021年4月の米国消費者物価指数が予想を大きく上回ったことでインフレ懸念が高まったことも、金価格を押し上げている要因になっているでしょう。
あせて読みたい
【初心者向け】金ETF『GLD』、金への投資ならETFがおすすめ!
最後に
ウェルスナビのロボ投資を始めて以来、全体としてずっと右肩上がりで資産が増えていますが、中身を見てみると色々気づくことがあって面白いですね。
今回は金ETF【GLD】に少し動きがありました。その動きの原因を追いかけていくと、米国経済指数やインフレ懸念などが見えてきました。
「投資を始めることで、世界経済の動きや世の中で起こっていることを自然と学ぶようになる」というのはこういうことなんだと改めて実感します。
少額でもいいので投資を始めて、投資の王道「長期・積立・分散」で将来に向けて放ったらかしにするのもいいですが、投資を通して経済に興味を持ってみてはどうでしょうか。
以上、エンティでした!Nice meeting you & Have a great day!!
コメント