2020年初に妻が、とある投資話に誘われたことがキッカケとなり我が家は空前の投資ブームに突入しました。
妻の誘われた投資話は余りにも凄まじい利回り(年利ではなく月利20%とか30%とか?!)だったので、怪しい話だと思いつつも正直すごーく揺れました。
ですが、ちょっと不安を感じ、身の丈に合った他の投資を検討することになりました。
持ちかけられた投資話は、今思えば典型的なポンジスキーム(詐欺の一種)だったと思います。
🔹こんな人へおすすめの記事
・投資に興味はあるけどギャンブルのように損しそうで怖い
・老後2000万円問題が不安だから将来の資産形成には興味アリ!
・仕事をしながら投資とか、時間とれるだろうか
インデックスファンドで投資をスタート
投資のきっかけはリベ大YOUTUBE
怪しげな投資話の真偽についてYOUTUBEで調べていた時に、リベ大の両学長の積立投資関連の動画を偶然見かけました。
投資に縁のなかった人でも分かりやすい説明で、投資に対する考え方とか心構えなんかも指南してくれます!
僕が当初株取引に持っていた印象は「株の短期的な売買によって得られる利益=キャピタルゲイン」を狙うもので、これは一般的に投機と言われます。
芋づる式にリベ大の動画を観ていくことで「投資=ギャンブル」のイメージを根底から覆され、「投資と投機は違うもの」だと教えられました。
そこから「将来に向けての資産形成には積立投資がわが家には合ってる」と考えるようになりました。
余談ですが、大人も子供も大好きな「どうぶつの森」、この中でウリというキャラから”カブ”が買えます。例えば100ベルで買ったカブを、タヌキ商店で150ベルとか200ベルとか値段が上がったところを見計らって売って、差額でベルを増やすことが出来ます。これすなわち「キャピタルゲイン!」。思ったほどカブ価が上がらないことや、タイミングを見誤って購入額を下回る「元本割れ」もよくありますので、現実と一緒で先を見通すのは難しいなと感じます笑!
インデックス投資が長期的資産形成の最適解
数多くの動画、ブログやニュースで投資について学んでいく中で、積立投資信託において「インデックス・ファンド」への投資が現状でわが家の最適解だと知りました。
インデックスファンドとは様々な市場平均(ベンチマーク)と同じ動きをする運用を目指すファンドのことをいいます。株でいう市場平均とは、ニュースでよく耳にする「日経平均株価」「TOPIX」などの株価指数のことを指します。
僕は投資していませんが、アクティブファンドというものもあり、これは先の市場平均を上回ることを成果目標とする運用方法です。
一般的にかかるコストがインデックスファンドより高く、「アクティブファンドはインデックスファンドに勝てない」と言われています。
積立投資を魅力的に感じた理由の一つは「短い期間で株の売買を繰り返すのではなく、10年とか20年とか長期的に保有することで”複利運用”を活用してコツコツと金融資産を積み上げていく」という特徴でした。
その時漠然と描いていた投資目的は「将来に対する備えとしての資産形成」であり、短期的な現金収入(キャッシュインフロー)を獲得したいというものではありませんでした。
最終的には「長期的な保有を通して資産を最大化すること」を目的とし、インデックスファンドを活用した「積立投資信託」がわが家には合っていると結論に至りました。
株の売買による利益ではなく「株を保持し続けることで得られる配当金」などの収益をインカムゲインといい、キャピタルゲインと対にして用いられます。
ちなみに「どうぶつの森」の中では、インカムゲインは期待できません。というのも日曜AMにだけ買えるカブは一週間すると腐ってしまって、価格がガタ落ちするため長期保有はできません。それ以前に配当金なんて出ませんからね笑。
実はビットコインの失敗経験あり
僕は実はもっと以前に仮想通貨ビットコインに手を出していました。
といっても購入額は微々たるものですが、2017年の12月の頃の1ビットコイン当たり200万円を超えていた、今までで一番高いところを掴んだわけです。しかも「もっと値上がりしそうだ」という自分に有利な情報だけを鵜呑みにしていました。
ご存じの方も多いと思いますが、その辺りを最高値にビットコインは急落して、いまだに同水準まで戻していません。投資について完全に素人だった僕は「損切り」(ロスカット、一定以上に損失が拡大しないように早々に売ってしまうこと)も知りませんでしたので、「持ち続けていればいつか戻るはず」と、どんどん下がっていくのを見ているだけでした。
僕のビットコインの購入目的は、購入額より更に値上がりしたところで売却して、その差額利益を狙っていということです。
これは先ほどのキャピタルゲイン狙いであり、不確定な値上がりを期待した「投機」ですね。
幸いにも無くなっても痛手にならないほどの投資額でした。
これも投資をする上での基本中の基本ですが、投資は「余裕資金」で行うこと。
手痛い勉強代でした。
つみたてNISAからスタートしました
ビットコイン投資を通して、僕のような素人が先を読むことの難しさを体感しました。
僕は本業がありますので毎日値動きに張り付いているわけにもいかず、投資を始めるにあたりそんな僕には「利益は小さくても放っておける手堅いものが合っている」という結論に達しました。
仕事をしながら投資で資産形成、という方には「積立投資」はピッタリ!
そしてリベ大の両学長のYOUTUBEなどで投資について学び、つみたてNISAという非課税制度を活用した積立投資信託をスタートしました。
投資リスクを抑えるためには「長期的な運用」「積み立てで投資する」「分散投資する」、安定的に資産を増やすためにはこの3つが大切だと言われています。つみたてNISAはこれを満たしています。
しかも得た利益が非課税になる期間が最長20年間と長いので、長期間の資産運用に向いています。
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投資はゼロリスクではありません
リスクがあるからリターンがある
「投資=ギャンブル」ではないということが理解いただけましたでしょうか。そして僕が目指す投資スタイルは長期的な目線で、コツコツ継続的に積み立てて投資することです。
とはいえ投資である以上リターンを求めれば『リスクは必ずある』、そのことは肝に銘じておくべきです。
例えば2020年2月末にはコロナウイルス感染症の拡大に伴い世界的に株価が大暴落しました。
コロナショックと言われ、3割近くも暴落しました。それまでもリーマンショックやITバブル崩壊など、2000年に入ってからも幾つかの大暴落を株式市場は経験しています。
流動的な金融資産である以上、こういった暴落のリスクはいつでもあり、何がきっかけになるか分かりません。
大切なことは「どんな大暴落が来ても狼狽して売ってしまわない」「積み立てを止めない」ことです。
持っている資産の価値が減ってしまうと誰だって不安になります。それでも長い目で見ればちゃんと値は戻るわけなので、保有し続けることが大切です。
リスクを抑制するための「長期」「分散」「積立」が投資の基本
インデックスファンドに対する投資は「長期投資」が基本であり、続けていれば高い確率で勝てる投資方法です。それをどこまで信じられるかが勝負の分かれ目です。
「長期保有」を目的として、時間分散や地域分散などの「分散投資」を意識し、「積み立て」でコツコツと資産を積み上げていけば大きな失敗は避けられます。
また他にもインデックス投資において失敗しないための心構えはありますので、今後丁寧に解説していきたいと思います。
それでも不安が拭えない場合は、書籍を読んだり、セミナーで勉強するなどによって解決するようにしましょう。不安の放置はいけません。
少額からの投資は意味がない?
投資初心者は少額からの積立投資信託で始めるのも一つです。
「少額投資は意味がない」という意見もありますが、リスクを抑えて少額から投資を始めて、最初は市場の値動きに慣れることが大切だと思います。
個別株投資とは異なり投資信託は「個別株の詰め合わせパック」のようなものなので、投資信託内でリスク分散が図られていて、投資初心者には特にお勧めです。
例えば「世界経済の成長が今後も続く」と思うなら、【楽天・全世界株式インデックス・ファンド】はお勧めです!
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最後に
投資は一発逆転を狙うギャンブルではなく、将来に向けての着実な資産形成を目指せます。
ただし自分に適したリスクを理解して、適切なリスクコントロールが求められます。
まずは証券口座を開いて、投資の最初の一歩を踏み出しましょう。
そして将来の資産形成に向けて、着実にコツコツと積み上げていきましょう!
以上、エンティでした!Nice meeting you & Have a great day!!
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